古民家再生
飛騨高山の歴史を住み繋ぐ
レオイの古民家再生
レオイの古民家再生
私共の言う『古民家』とは、先代の思い考え、伝統技術、知恵、工夫などを損なう事なく、何代にも亘り受け継がれて、現在も生活が営まれている『古民家』の事を指します。
『古民家の再生』とは、落ちた壁の塗り替え、腐った土台の入れ替え、単に暗いから窓を付けると言うような「修理修繕工事」、また、文化財的要素の高い建物を学術的に残すための、「修復工事」とは違うと考えています。
伝統技術の粋を結集した古民家を利用し、古民家特有の不便さ、不快を解消するために「生き方や住まい方に合わせ再編成すること」と位置付けています。
世界遺産に登録された白川郷等は「修復工事」になり「古民家再生」とは言いません。
「復元工事」された住民の方は不便な生活を余儀なくされているのではないでしょうか。
古民家の良さをいかして
伝統的日本建築である古民家は、ただ古い家でなく文化遺産の価値を持っています。そこには年月を重ねた古材にしかだせない風合や味わいがあり、住む人に安心を与えてくれます。
古民家は今となっては手に入らないような材木や先人の知恵が使われていることが多く、古民家にはその家の長い歴史が刻まれています。
先人の伝統技術や知恵、工夫を施した古民家の良さを損なうことなく利用し、お客様の価値観や生活スタイルにあった「快適な住空間」をご提案し、そこに安全性・快適性を加え、更に次代へと受け継がれる家づくりをお手伝いします。
内装既存の材料は、材質や状態をよく検討しつつ、大きな梁や柱といった構造材はもちろん造作材も積極的に再利用します。
歴史を住み繋ぐ伝統技術
レオイは、専門的な観点から古民家の価値を評価し、大切な文化遺産である古民家を守る活動をしています。
古民家はこれから創れる家ではありません。
レオイでは、他の人が持ちえない素晴らしい文化財産をいかした住まいづくりを大切にしています。